【石橋文化センタースペシャルムービー 第3弾『いのちの春 ~光と風~』 】(2’05”/BGMあり)
今年の1月に開設した石橋文化センター公式YouTubeチャンネル。
園内の草花や生き物たち、久留米市美術館のコレクションなどを映像で紹介しています。
第1弾《ローズガーデンコンサート編》、第2弾《ワクワクドキドキ編》と大好評の石橋文化センターのスペシャルムービー。
第3弾は、ツバキやさくら、チューリップなどが芽吹く春をテーマに《いのちの春 ~光と風~》と題し動画を制作。
今回の動画には、様々な春の魅力とともに、私たちの想いを言葉として映像に込めています。
こんな時だからこそ、お家で石橋文化センターの自然や芸術に触れて、心豊かに過ごしてください。
~コロナ禍での動画制作を終えて、私たちが想うこと~
今回の動画制作にあたり大きなテーマとして“春”を取り上げました。
私たちが、この動画で伝えたいことは季節としての美しい春はもちろんのことですが、光と風とともに“いのち”が創りだす石橋文化センターの『春』です。
動画には春の見どころといわれてきた美しい草花だけではなく、春の光や風もとらえています。
いつの時代でも、人間社会で何が起きていようと、そこにある『春』。
それそのものが芸術であり、芸術もまた、その春のように変わらずあり続けて欲しい。
私たちは、そういった願いを込めて、この動画に私たちなりの言葉を残すことを決めました。
人の目線(主観性)ではなく、できるだけ自然の目線や命の目線を大切に、そこにあるものや見えるものを単純に切りとりながら無機質的に使いつつ、映像に流れる音楽をイメージで律動的な節回しを意識しています。
映像にも音楽にも邪魔にならないよう、むしろそれを補完するものとして、
また、言葉をただ聴かせるものではなく、映像のひとつとしてとらえられるよう言葉を選ぶことを心掛けています。
音楽と言葉がともに、ひとつの映像として感じてもらえればうれしいです。
加えて、私たちがこの動画を何のために創るのかを考えたとき、動画が進むにつれ、
私たちがすべき使命感と、みんなが深く感じているであろう普遍性を言葉で表現してみました。
最後に、動画の制作にあたって言葉にすればするほど、そこにあるもの、単純にそこに見えるものを、改めて見つめなおし、
“命や自然が創りだす芸術”には、私たちが想っている以上に、理屈ではなくどんな人にでも納得させる力があることに気づきました。
そんな命や自然が創りだす芸術がある石橋文化センターを未来に遺したい、未来に繋ぎつづけなければならない。
たくさんの人々に楽しみと幸せの時間を感じて欲しい。私たちがそう想い行動すれば、この動画を見てくれているみんなもそう想ってくれる。
そして、未来に繋がっていく。
それこそが、《芸術の灯火は消えない》ことであると信じています。
『いのちの春』
暖かな光射す草花 柔らかな風になびく木々
誘う春 芽吹く春 彩る春 生きるものたちが輝きだす春
水の中を羽ばたくように 空に潜るように 風を泳ぐように
新しい世界への冒険がはじまる
守るべき場所がある 遺したい想いがある
ぼくらがそれを願うから この場所は未来へ繋がっていく
あなたがそれを願うから この想いは未来へ繋がっていく
命が創りだす芸術 これまでも これからも 続いていく命の芸術
芸術の灯火は消えない
《第3弾スペシャルムービー 『いのちの春 ~光と風~』 (1’55”)》
企画・制作:公益財団法人久留米文化振興会
撮影・編集:宗 大介 (久留米市在住)
ことば『いのちの春』:公益財団法人久留米文化振興会
声:久留米ゆかりの男女4人の若者たち