石橋文化センター

白色や、淡紅色から濃紅色の花を咲かせます。園芸品種が多く、とくに江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は明治以降全国各地に広まり、サクラの代名詞となりました。石橋文化センターでは、カッパ噴水~坂本繁二郎アトリエ周辺に、ソメイヨシノなど5品種150本のサクラを植栽しています。
チューリップの語源は、学名(トゥーリパ・ゲスネリアーナ)のトゥーリパからきています。トゥーリパはトルコでターバンを意味する「ツルバン」。16世紀にトルコ駐在の神聖ローマ帝国大使がチューリップを見て、花の名前を現地のトルコ人に訊ねたときそのトルコ人が花の形のことを聞いているのだと勘違いして「ツルバン」と答えたのが始まりだといわれています。園内花壇に植栽しています。
アイスランドポピーは、早春~春にかけてパステルカラーで薄紙のような大きな四弁花を咲かせる耐寒性・非耐暑性の多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。 茎や蕾に毛が生えており、俯きかげんだった蕾は開花時になると上を向き紙のように薄い花を咲かせます。 ポピーの中では一番早く開花し、花色も豊富で人気があります。
多くの品種が、3月~4月に開花する春の木ですが、品種によっては11月頃から開花するものもあります。古くから観賞用の庭木として栽培されていて、江戸時代にはブームにもなったほど人気がありました。その頃、様々な品種が改良され、現在も多数残っています。
パンジー・ビオラはスミレ科の植物です。秋から翌春にかけて長く咲き続け、花壇の主役として利用されます。パンジーとビオラは似た品種ですが、一般的に花の直径が5、6cm以上のものをパンジー、それより小さいものをビオラと呼ぶことが多いようです。正門前花壇ほか、園内各所に植栽しています。
サクラソウ科の多年草球根植物で、冬に花を咲かせます。
原産地は北アフリカ、西アジア、地中海沿岸地域。
花色は赤、ピンク、白、黄色、紫など、花形は八重咲きやロココ咲きなどバリエーション豊かです。
一年草もしくは二年草の草花で、その花のかたちや咲き方から日本では「昇り藤」と呼ばれています。藤と同じマメ科の植物で、花の形も似ています。花色は青、赤、ピンク、オレンジ色などがあり、とてもカラフルです。園内花壇に植栽しています。
日本語で直訳すると「野生草花」となるワイルドフラワーは、園芸用草花の中から種子の直播が可能で美しい花を咲かせる草花の総称です。石橋正二郎記念館南側花壇に数十種類の花を咲かせています。
スイセンは、イギリス、ヨーロッパ中部、北アフリカを含む地中海沿岸地域に25~30種が自生します。房咲きスイセンをはじめとした一部の品種はギリシャから中国にまで分布し、日本にも野生状態で生育しています。代表的な種類に、ラッパズイセン、八重咲きスイセン、房咲きスイセンなどがあります。ラッパズイセンなどは3月から4月に開花します。
春の雪のように、白い小さな花を枝いっぱいに穂状につけます。石橋文化センターでは、楽水の池周囲に植栽しています。
ノースポールはキク科キク属の半耐寒性一年草植物で、12月から翌5月にかけ、マーガレットによく似た白い花を咲かせます。
中国原産の落葉小高木で、白い花を咲かせます。石橋文化センターでは、楽水の池周囲と坂本繁二郎アトリエ北側に植栽しています。
スモモの仲間です。葉が赤紫色で、山桜によく似た淡い白ピンク色の花をつけます。3月上旬頃から咲き出します。
桜よりもやや早く淡紅の花を咲かせ、初夏にウメに似た実をつけます。石橋文化センターでは、久留米市美術館南側に植栽しています。
モクレン科の中でも開花時期が早く、葉の展開に先立って花を咲かせます。 花は白く大形で、よい香りが特徴です。花は日が当たると開き、夕方には閉じます。ツボミは銀色の毛でおおわれていて、鳥のヒナがカラをやぶる様にして花を開いていきます。