2016年の久留米市美術館の開館を機に始まった「アートフェスティバル」は、
今年で7年目を迎えます。
フェスティバルでは、
地元のアーティストや子どもたち、
芸術家を志す大学生や地域で活躍するアーティストたちが参加し、
個性ある作品を自然豊かな園内に展示します。
また、フェスティバル期間中限定で”夜の石橋文化センター”がオープン。
筑後地区最大級、紅葉の濃密な色彩と光が織りなす、幻想的な「夜間ライトアップ」をお楽しみください。
さわやかな秋風とともに散策し、芸術の秋を堪能してください。
※「秋のバラフェア2022」「もみじまつり2022」 同時開催
夜間ライトアップ
【日 時】期間中の金、土、日、祝日 17:00~20:00
※天候によっては、中止する場合もあります
【個性ある作品たち】
~子どもたちとアーティストによるアート創造プロジェクト
●作品タイトル「馬がみる夢」
●展示場所:坂本繁二郎旧アトリエ内
●参加者・アーティスト:中園 唯(染織作家)、彌永 裕子(テキスタイルアーティスト)
●市内の子どもたち12名(小学1年生から6年生) ●アートサポーター:久留米大学美術部 14名
坂本繁二郎を代表するモチーフである「馬」からインスピレーションを受け、9月3日、4日に石橋文化センターにて久留米市内の子ども達、
アートサポーターと一緒にワークショップを通じて作品を制作しました。彼の生涯を辿り作品の色彩からイメージを膨らませ、
天然染料の優しい色合いを活かしながら個性豊かなたくさんの馬が染め上がりました。
このアートフェルティバルでは、坂本の作品が生まれていた空間「坂本繁二郎旧アトリエ」に子ども達の作品を展示します。
かつて馬が生まれた場所に、「今」の馬が里帰りして大きな布団でひと眠り。そんな空間をイメージしました。
子ども達の作品と素晴らしいロケーションで展開する「馬がみる夢」、沢山の方々にご鑑賞いただけますと幸いです。
子どもたちがアーティストと一緒に作品を制作
~アーティストを志す大学生等の創作活動支援プロジェクト
●作品タイトル「輪 ~Connect with flowers~」
●展示場所:坂本繁二郎旧アトリエ横広場
●参加大学:九州産業大学 芸術学部 7名
石橋文化センターを訪れる来園者の撮影を通して、「人と人とのつながり」、「人と花のつながり」を形にする作品。
被写体に手を広げたポーズをとってもらい、その写真をつなげることで人と人とで形成される「大きな円」の立体写真作品を展示します。
また、石橋文化センター内に咲く様々な花を作品に取り入れて、円の内側は、モザイクアートをほどこし、園内に訪れた人々と花々のつながりも表現します。
園内の季節の花をモチーフにした作品を出力
●作品タイトル「石橋文化センター ハイライトツアー」
●展示場所:園内正面(拠点) ~ 全域
●参加大学:佐賀大学 芸術地域デザイン学部 5名 / 協力:SECOND PLANET(~市民創作体験プロジェクト コラボレーション企画)
アーティストのSECOND PLANETが提供したアイデアを基に、佐賀大学生たちが石橋文化センターの新たなマップを作りました。
普段は風景に溶け込んで見落としてしまいそうな場所やモノを各々の視点から調査しています。
園内にあるQRコードもあわせて、石橋文化センターの記憶や記録をめぐる旅を楽しむツアー型作品となっています。
※期間中には園内入り口付近にハイライトツアーの拠点テントが出現し、テント内にて来園者へのインタビュー映像もご覧になれます。
アーティストと一緒に園内の気になる場所をリサーチ
■アートフェスティバル 特別イベント(~市民創作体験プロジェクト コラボレーション企画)
「石橋文化センターガイドツアー」
「自然観察ワークショップ」
「石橋文化センター 想い出ツアー」
~アートフェスティバル スペシャルプロジェクト作品
今年は、福岡を拠点に学術研究院、アニメーション作家、映像ディレクター等の経歴を持つクリエーター集団『anno lab』が、
石橋文化センターでスペシャルプロジェクト作品を展示します。
【久留米市美術館「生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎」展開催記念 特別プロジェクト】
《 海底撈月(かいていろうげつ) 》
●アーティスト:anno lab(藤岡定、須藤史貴、田中喜作、岩谷成晃、吉田めぐみ)
●制作協力:九州大学 尾本研究室(尾本章教授、大貫竜太朗、大橋祐輝、宮原紀香)
●朗読:福澤究、田島宏人(そめごころ)、石田聖也(そめごころ)
●展示場所:睡蓮とバラの庭
久留米市出身の青木繁と坂本繁二郎。部屋の中では、二人の旅の終わりの場所にちなんだ音や、遺した言葉が聴こえてきます。
画家が最晩年にキャンバスに向かうひとときの心象風景へ、音を手がかりに思いを馳せるサウンド・インスタレーション作品です。
イメージスケッチ
【久留米大学附設高等学校・中学校×anno lab コラボレーションライトアップ】
《 石橋の夜に現れるものたち 》
●アーティスト:anno lab(田中喜作、須藤史貴、藤岡定、岩谷成晃、吉田めぐみ)/ 久留米大学附設高等学校・中学校有志30名
●展示場所:ライトアップエリア内
この園内には、どんないきものが潜んでいるだろう?
中学・高校生たちが園内を散策をして発想した不思議ないきものたちが、夜の石橋文化センターに現れます。
あのラボといっしょにアイデア出しをする学生たち
リーフレット ~アートフェスティバル2022(PDF/4.0MB)
販売価格 | |
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入場料 | 無料 |