■第24回受賞作品
『流れもせんで、在るだけの川』
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若尾 儀武 氏 |
『流れもせんで、在るだけの川』 ふらんす堂 刊 発行:2014年6月
1946年5月20日、奈良県大和郡山市の農村部に生まれる。
生まれた時の姓は、植田儀武。(62歳で妻方に入籍。若尾儀武と改姓。)
神奈川県藤沢市在住。
1969年静岡大学人文学部人文学部人文学科(国文科)卒。
神奈川県内の私立高校(国語科教員として。1年間。)に就職。
のち、神奈川県公立中学校に就職。2008年校長退職。
以後、5年間、非常勤職員として教育委員会(神奈川県教育委員会、
藤沢市教育委員会)に勤務。
20歳代後半から30歳代前半に児童文学に興味を持ち、創作する。アンソロジー「風にのる六年生」 「白いツバキの精」(ともに偕成社)。この頃、神奈川県立教育センターに一年間長期研修員として派遣される。 教員としての自覚と知識・技量の無さを痛感。創作を断念する。
2012年、総ての職を辞して横浜朝日カルチャー「現代詩−実作と鑑賞」を受講。詩作を始める。 偶然であるが、講師の稲川方人氏、吉田文憲氏との出会いが大変幸運だったと考えている。
「流れもせんで、在るだけの川」(ふらんす堂刊)は、講座に提出した約3年間の作品をまとめた第一詩集である。
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