久留米市美術館は、九州洋画の体系的コレクション形成にむけて、作品収集を続けています。また、石橋財団からの寄託作品全200点の一部を更新したばかりです。
作品収集が現在進行形である、という意味を込めた「コレクションing」展。第2弾となる今回は、初披露のコレクションや寄託作品を展示するほか、作品を収集した後に行われる、保存・額装といった、美術館活動にも注目します。
たくさんの作品が並ぶ美術館。その裏側では、いつも色々な準備が行われています。新しい作品の収集や、調査・研究、他館への貸し出し。時には修復や額装といった作業もあります。これらは、展覧会という大舞台に向けた準備であるとともに、作品を後代に伝えていくための準備でもあります。
このたびのコレクション展は、いっそう充実したコレクションと寄託作品によって、常に水面下で行われている美術館活動の一部を紹介します。収集した後も続く「コレクションing」をお楽しみください。
久留米出身の髙島野十郎や坂本繁二郎、八女の田崎廣助、熊本の牛島憲之。そして、これまで久留米市美術館で所蔵のなかった宮崎県の画家、瑛九などの作品が久留米市美術館のコレクションに加わりました。
2018年、ブリヂストン美術館からの寄託作品を17点更新しました。青木繁やといった久留米に縁のある洋画家だけでなく、冨田溪仙などの日本画も加わり、前回の「コレクションing」展とは違う顔ぶれでみなさまをお待ちしています。
今回の展覧会では、調査・研究や修復、額装作業といった、作品を収集した後の美術館活動にも注目します。ただ収集するだけでは終わらない、美術館の「コレクション」について、作品を通して紹介します。
個人 | 団体 | |
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一般 | 500円 | 400円 |
シニア・大学生 | 300円 | 200円 |
高校生以下 | 無料 | 無料 |