九州に生まれた、あるいは九州にゆかりの65名の洋画家たちの作品約110点によって、明治から現代に受けつがれる洋画の流れをたどる展覧会。明治初期の百武兼行(佐賀)、曽山幸彦(鹿児島)、中期の黒田清輝(鹿児島)、藤島武二(鹿児島)、岡田三郎助(佐賀)、和田英作(鹿児島)、その後青木繁(福岡)、坂本繁二郎(福岡)、児島善三郎(福岡)、海老原喜之助(鹿児島)、瑛九(宮崎)らがつづく。この展覧会では、彼らの作品を通して、九州の豊かな文化力と魅力を感じとっていただきたい。
久留米市美術館にダンボールの遊園地がやってくる。タイヤのゲートをくぐると、みんなを待っているのは山笠のめいろや阿蘇山のすべり台。楽しく遊びながら九州をぐるっとひと回りしてみよう。スタンプラリーもあるよ。
生涯を通じて、描きたい自然を求め、ひたすらに山野を訪ね歩いた吉田博(1876-1950)。仲間たちから「絵の鬼」と呼ばれるほど絵の修業に邁進し、その画家としての姿勢には常に、一切の妥協を許さないチャレンジ精神と、自然への真摯なまなざしがありました。 生誕140年を記念して開催するこの展覧会では、湿潤な日本の風景をみずみずしい感性で描いた水彩画や、雄大な高山美をとらえた油彩画、伝統的な技術に洋画の表現を融合した清新な木版画など、代表作を含む約230点の作品によって吉田博の画業の全貌を紹介します。出身地・久留米では初となる大回顧展です。