ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称BIB=Biennial of Illustrations Bratislava)はスロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年毎に開催される世界最大規模の絵本原画コンクールで芸術性が高い作品、実験的でユニークな作品が集まることで知られています。第26回を迎えた2017年9月のコンクールには世界各国の国内審査を経て49か国から373組による2,657点の原画が集まり、日本人としては荒井真紀が《たんぽぽ》で金のリンゴ賞を、ミロコマチコが《けもののにおいがしてきたぞ》で金牌を受賞しました。この度の日本巡回展では「BIBで出会う絵本のいま」をテーマに受賞作品、日本からのノミネート作品、そして今注目の4か国として中国、イラン、イスラエル、韓国をとりあげ、絵本原画約200点と絵本および関連資料をご紹介いたします。
「名画が奏でる8つのフーガ」展との共通券はこちら
BIB2017には49カ国、373組による488冊の絵本、総計2,657点の原画が集まりました。9名の国籍の異なる審査員が4日間かけて審査を行い、これらの中からグランプリ1件、金のりんご賞5件、金牌5件、出版社賞4件が選出されました。ここではグランプリをはじめとする受賞作品をご紹介します。
2017年4月、日本国際児童図書評議会(JBBY)の呼びかけで推薦された絵本の中から、厳正な審査を経て15組(16タイトル)の作品が選出され、9月のスロヴァキアでの本選に送られました。ここでは日本からノミネートされた15作家の作品とそれぞれの制作背景がわかる取材メモやスケッチ、試作品などの資料をご紹介します。
15作家(50音順)
あずみ虫、荒井真紀*、荒井良二、石黒亜矢子、きくちちき、こしだミカ、スズキコージ、tupera tupera、どいかや、中野真典、町田尚子、皆川 明、ミロコマチコ*、村山純子、ヨシタケシンスケ
*=原画は第Ⅰ部で展示
日本巡回展開催館の学芸員がBIB現地調査で注目した、近年イラストレーションで新たな展開を見せる4か国の作品を取り上げ、多様化する絵本の広がりを展覧します。
個人 | 団体 | |
---|---|---|
一般 | 800円 | 600円 |
シニア | 600円 | 400円 |
大学生 | 500円 | 300円 |
高校生以下 | 無料 | 無料 |
前売り (Pコード768-894/Lコード86683) | 500円 |
個人 | 団体 | |
---|---|---|
一般 | 1,000円 | 800円 |
シニア | 700円 | 500円 |
大学生 | 500円 | 300円 |
高校生以下 | 無料 | 無料 |
前売り (Pコード768-893/Lコード86682) | 600円 |
個人 | 団体 | |
---|---|---|
共通当日券(美術館本館・各会場受付にて販売) | 1,200円 | |
共通前売券(市内一部プレイガイドでのみ販売) | 1,000円 |