九州に生まれた、あるいは九州にゆかりの65名の洋画家たちの作品約110点によって、明治から現代に受けつがれる洋画の流れをたどる展覧会。明治初期の百武兼行(佐賀)、曽山幸彦(鹿児島)、中期の黒田清輝(鹿児島)、藤島武二(鹿児島)、岡田三郎助(佐賀)、和田英作(鹿児島)、その後青木繁(福岡)、坂本繁二郎(福岡)、児島善三郎(福岡)、海老原喜之助(鹿児島)、瑛九(宮崎)らがつづく。この展覧会では、彼らの作品を通して、九州の豊かな文化力と魅力を感じとっていただきたい。
出品目録(PDF/2.7MB)猛々しく黒煙を噴き出す桜島、筑紫次郎の名を持つ筑後川。画家にとって九州の雄大な自然は魅力的な題材でした。久留米の風景をはじめ、九州各地の美しい景色をご紹介します。
各県で最も早く洋画を学んだ画家たちを取りあげます。洋画の始まりが近代化の歩みと連動している点など、当時の社会背景とともにご覧ください。
各県ごとに洋画の歴史をたどります。同一出身県で展示することにより影響関係や交友の様子、県民性などを見ることができます。
東京や海外に拠点を持つ画家が増える一方、中央から距離を置き、郷里九州で制作を行う画家たちがいました。彼らが九州に留まった意図や中央への意識など、地方画家としての意識に迫ります。
テレビや映画など各方面で大活躍中の女優・吉田羊さんが音声ガイドで九州洋画の世界をご案内します。
個人 | 団体 | |
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一般 | 1,000円 | 800円 |
シニア(65歳以上) | 700円 | 500円 |
大高生 | 500円 | 400円 |
中学生以下 | 無料 | |
前売り (Pコード767-907/Lコード85057) | 600円 |